日本外交主要文書・年表
日本外交主要文書・年表 (1~3巻)
序
一宇一句、関係者の心血を注いでの交渉のなかから生み出される外交文書も、実をいうと、原文を本当に読んでいる人は少ない。まして月日がたってくると、テキストそのものまでもが入手しにくくなる。しかし、外交のあとを辿り、日本外交の現状を検討し、その将来を考えるためには、何よりもまず主要な日本の外交文書の原文にあたることが必要である。
昭和30年に外務省の文書課が編集した『日本外交年表拉主要文書』 (上下2巻)は幕末から終戦迄の時代をカバーするもので、やや簡単にすぎるきらいがあるが、歴史や評論とはまたちがった、実物そのもののもつ迫力をもっている。
今回鹿島平和研究所の企画によって編纂された本書は、構想としては外務省本の戦後の続編を成すことになるが、内容的には更に格段に詳細を期したものである。編集には、かつての外務省本を実際に編集された臼井勝美教授御自身に再び当って頂き、かつ浜口学教授の御協力を得た。この書物が日本外交の足跡を事実に即して検討される方々の座右の書となることを疑わない。
1983年1月
鹿島平和研究所会長
衆議院議員 平泉 渉
書籍名 | 著者名 | 編者 | 発行所 | 発行 | |
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◆日本外交主要文書・年表 | |||||
第1巻 | 1941ー1960年 <第12回褒章「吉田賞」受賞> |
鹿島平和研究所編 | 原書房 | 1983年2月 | |
第2巻 | 1961ー1970年 | 鹿島平和研究所編 | 原書房 | 1984年2月 | |
第3巻 | 1971ー1980年 | 鹿島平和研究所編 | 原書房 | 1985年6月 |
日本外交主要文書・年表 (4巻)
序
一字一句,関係者の心血を注いでの交渉のなかから生み出される外交文書の重要さはいうをまたない。しかし,その原文を本当に読んでいる人は少ない。まして月日がたってくると,テキストそのものまでもが入手しにくくなる。
昭和30年に外務省の文書課が編集した『日本外交年表盆主要文書』(上下2巻)は幕末から終戦迄の時代をカバーするもので、やや簡単にすぎるが,実物そのものがもつ迫力をもっている。
鹿島平和研究所は,既に『日本外交主要文書・年表』(1) (1941~1960)同(2) (1961~1970)同(3) (1971~1980)を編纂したが,引き続いて今回, 1981年以降1992年までの分,第4巻の編纂を完了した。この時期は正に未曾有の国際情勢激変の時代である。
外交文書の蒐集にあたっては,外務省内関係各位のご協力を得た。ここに感謝の意を表する。
1994年12月
一般財団法人鹿島平和研究所 会長
衆議院議員 平泉 渉
書籍名 | 著者名 | 編者 | 発行所 | 発行 | |
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◆日本外交主要文書・年表 | |||||
第4巻 | 1981ー1992年 | 鹿島平和研究所編 | 原書房 | 1995年5月 |