ご 挨 拶            (2010.7.13)

  

 このたび鹿島平和研究所の客員研究員を拝命しました吉田信三でございます。
 政治の混迷、日本の将来像が不透明さを増す中で、研究機関に対する期待はますます高まっており、微力ながら当研究所のためにお役に立ちたいと思います。
 わが国は今、厳しい局面に立たされています。 先の参院選挙での民主党大敗、与党過半数割れの結果、ねじれ国会が再現し、政策の実現は一段と難しくなる見通しとなりました。そればかりか、財政、経済、金融、外交、安全保障、対米・対中関係などについて明確な将来像を描けないわが国は、まさに「漂流」が続いていると言っても過言ではありません。日本はこれからどこへ向かうのでしょうか――。多くの国民が不安を感じているところです。
 さて、わたしですが、少し自己紹介させていただきます。1971年に早稲田大学を卒業し、フランス留学を経て読売新聞社に入社。以後、二十年余にわたってわが国の政治を取材、報道して参りました。この間、1988年から92年までワシントン特派員を務め、昨年、読売新聞社を退社。鹿島平和研究所に仲間入りさせていただくことになりました。
当研究所におきましては、これまでの知見を生かして、日本の内政、外交、安全保障、国際関係などについて幅広く研究するつもりでおりますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 簡単ではございますが、ご挨拶に代えさせていただきます。



                                  客員研究員 吉田信三







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